サッカーとの違い
先にも見たようにサッカーとフットサルにはルール上、違いがたくさんあります。
よく似たスポーツでもありますし、全く違うスポーツの様でもあります。
ただサッカーのこともあまり知らず、フットサルのことも知らない人が見れば、小さなコートでやっているサッカーというように理解するかもしれません。
サッカーとフットサルの戦術を大きく変える要素になっているのが、フットサルにはサッカーのようなオフサイドルールがないということです。
サッカーの場合には、攻撃側がむやみに有利にならないように、敵のデフェンスのよりゴール側で待ち構える形は禁じられています。
これがすなわちオフサイドです。
サッカーの試合を観戦していると、よくオフサイドトラップという言葉がでてきます。
これは攻撃を受けているときに、攻撃側がわざとオフサイドを犯しやすくすることで、オフサイドを取り、自身側のボールとするというものです。
この代表的な戦術がフラット3といわれる日本代表が昔採用していたデフェンスの戦術です。
日本の代表選手が3人、水平に並んで前後に走る姿を今も覚えている方も多いのではないでしょうか?
フラット3は世界的に見ても非常に珍しい戦術ですが、サッカーの世界ではこうした独特の戦術がとられることも珍しくはありません。
また大きな世界的な大会で優勝したチームの戦術はすぐに他チームにも取り入れられます。
そのため戦術にも流行が生まれるのです。
非常に守備を堅固にする戦術が世界的にとりいれられたこともありますし、現在では細かなパスを回しながら攻撃的にプレーするスタイルが主流になりつつあります。
一方、フットサルでは、サッカーほどには豊富な戦術が生み出されるわけではありません。
これはピッチが小さく、動きが早いため、戦術が生まれる余地がサッカーほどにはないということ、さらにはサッカーに比較して、チームプレーよりも個人プレーが得点に大きく影響するといったことが考えられます。
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